受精から
「排卵から受精まで」の記事のように、受精は卵管で起こります。
卵子は受精すると、他の精子が受精出来ないように膜を張ります。膜が張られる前に精子が複数受精すると、一卵性の双子になります。
卵子自体が複数排卵して、受精卵が複数あると、二卵性の双子となります。
卵管で受精したのち、細胞分裂しながらコロコロと子宮に向かって運ばれていきます。
細胞分裂は、最初は一つずつの細胞(卵子と精子)が合体して、2→4→8→と倍々に増えていくことです。
生まれた人間としては、約37兆個の細胞で生きているので、何回細胞分裂を繰り返すのでしょうね。
着床
無事に分裂を繰り返しながら子宮まで到達したら、子宮の壁に引っ付いて胎盤(へその緒)を作ります。
子宮の壁は黄体期なら、着床しやすくするため、充血してフカフカになっています。
しかし・・
引っ付けなければ、アウト。
引っ付いた場所が悪ければ、アウト。
引っ付いたけど胎盤がうまく出来なければ、アウト
など、困難だらけです。
この困難を乗り越えちゃんと着床できたら、妊娠が成立です。
妊娠
妊娠は十月十日と言われるよう、時間がかかります。
妊娠予定日は最終月経からカウントします。
これは、いつ受精したかとか、着床したかが正確には分からないので一番分かりやすいところを基準に考えるためです。
胎児は直ぐに心臓ができ、脳・脊髄、各種臓器、骨などが徐々に出来ていきます。
8ヶ月頃には体としては出来てます。
より安定させたり、成長させて臨月を迎えます。
via PressSync
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