精液について

精子
By: Dave Hosford - CC BY 2.0
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精液=精子?

精子イコール精液ではありません。造られた精子は精巣の近くの副睾丸(精巣上体)に溜まります。

性的刺激を受けると精子が徐々に精管を伝っていきます。精しょうで分泌液と混ざり合います。混ざったベトベトの液が精液です。

精液は始めベトベトしてますが、時間が経つとサラサラになります。これが膣内では都合がよいのでしょう。

精液は弱アルカリ性で、膣内は酸性です。
精子は酸に弱いので、アルカリ性で守っているのかもしれませんね。

また、膣内の酸性の理由は色々な細菌から守るためと言われています。

射精された精液は膣壁や子宮口に張り付き、卵子を目指す旅に出発します。その数は、自然妊娠するには、精子数は最低2000万/ml必要と言われてます。ですので6000万以上は普通にいます。

最低6000万というと、日本の人口の半分、男性全員位でしょうか。そんな数の精子が一つの卵子を目指して競争するんですね。

卵子を目指す旅、第1関門

通常時は子宮口が粘液で詰まっていて外部からは中に入れません。しかし、精液中の酵素などの成分で進入出来るようになります。こじ開けるんです。

第2関門

関門を突破し無事に子宮まで辿り着いてもまだまだ先があります。

卵子は卵管で待っているんです。

しかも、子宮から伸びる卵管は左右の二つ。どちら行くかフィフティーフィフティーです。

排卵痛でどちらの卵巣から排卵したか分かる方は、体の向きで精子を導けるかもしれませんね。

第3関門

運良く卵子と同じ側の卵管に進んでも、タイミング良く卵子に出会わなければなりません。既に卵子が待っていてくれればいいのですが、そのタイミングだと受精には間に合わないことが多いです。

なので基本出待ち状態です。
日常生活でも同じような気がします?
精子についてでも書きましたが、Xの精子のほうが寿命は長いです

待っている間にも、仲間、ライバルは次々と寿命を迎えます。

第4関門

何とか動けるうちに待望の卵子がやってきても、生き残ったライバルを押しのけ、一番にならないと意味がありません。

某蓮舫氏も真っ青の状況です。二番ではダメなんです。

ほっ

やっと卵子に巡り合えました。本当に奇跡ですね。精子としては、受精の段階で役割は終わりです。受精卵は細胞分裂を繰り返して成長していきます。

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